Japan-Bhutan Friendship Association

プナカ県:面積―約970平方km
プナカは標高が低く(中心地で1,350m)、バナナが生い茂り欄の花が咲き乱れる亜熱帯性の気候で、緩やかな棚田が美しく、2期作も行われる米どころでもある。1955年にティンプが恒久首都となるまでの300年余年間、プナカはブータンの冬の首都であった。また、第1回の国会がここで開催されている。現在は、ジェ・ケンポをはじめタシチョ・ゾンの僧侶たちが、厳しい冬の間ティンプをはなれ、プナカ・ゾンで生活をしている。もとは、ゾンの入り口、橋のたもとに小さな食べ物屋が数件あるくらいで、“町”と呼べるものではなかったが、今は、ゾンより数キロ手前のクルタンという場所に、アパートも立ち並ぶ新しい市街が出来ている。