Japan-Bhutan Friendship Association

本会議:13時30分〜17時00分

<スケジュール>
13:30-13:40 開会挨拶 小島誠二会長
13:40-13:50 開催趣旨説明
13:50-14:40 報告① 山田靖史氏
(休憩 15分)
14:55-15:45 報告② 平山雄大氏
15:45-16:35 報告③ 榎泰邦氏
16:35-16:45 全体質疑応答
16:45-17:00 まとめ・閉会挨拶 森靖之副会長


enoki
榎泰邦 (元在インド・ブータン大使)
「何故、ブータンは唯一のヒマラヤ王国として残ることができたのか ―国王治世を支えた強い思い―」

1968年外務省に入る。文化交流部長、中近東アフリカ局長、在南アフリカ大使など歴任の後、2003〜2007年の間、在インド大使を勤め、2007年に退官。三井物産、清水建設顧問などを経て現在に至る。ブータンとの関わりは、在インド大使館・書記官時代の1981年に初訪問、2004〜2007年にブータン大使を兼任、2011年〜2015年に日本ブータン友好協会会長を勤める。



yamada
山田靖史 (元JICA青年海外協力隊隊員)
「ブータン王室の系譜」

鈴鹿高専電気工学科卒。青年海外協力隊隊員として、1994年から2年間、ブータン大蔵省国家財務局に赴任。システムエンジニアとして、予算会計システム等の開発・運用に携わる。帰国後、佛教大学文学部史学科、佛教大学大学院文学研究科東洋史学専攻修士課程修了。在学中、ブータンを中心とした英領インドと清朝との国際関係史を研究。現在、㈱NTTデータに勤務。



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平山雄大 (早稲田大学教育総合研究所 助手)
「第4代国王の想いを読み解く ―各種演説・発言を通して―」

早稲田大学大学院教育学研究科教育基礎学専攻博士後期課程満期退学。日本学術振興会特別研究員(DC2)、内閣府「東南アジア青年の船事業」管理部員等を経て、現職。専門は比較・国際教育学。主な論文に「1940~1950年代のブータンにおける近代学校の類型とその対照的特徴」(日本国際教育学会『国際教育』第19号、42-59頁、2013年)等。2013年4月に日本ブータン研究所を立ち上げ、学際的な相互向上の場の創出、及び研究者間のネットワークの確立を図っている。