Japan-Bhutan Friendship Association

本会議:13時30分〜17時15分

ueda
上田晶子「よい近代化、わるい近代化」
名古屋大学 大学院国際開発研究科 准教授

ロンドン大学School of Oriental and African Studies、開発学研究科博士課程修了(開発学博士)。在インド日本国大使館専門調査員、国連開発計画(UNDP)コーディネーションオフィサー、大阪大学グローバルコラボレーションセンター特任准教授を経て、現職。主な著書に、「ブータンにみる開発の概念:若者たちにとっての近代化と伝統文化」(明石書店、2006年)など。近年は、農村部におけるフードセキュリティについて、実践を志向した研究を行っている。



ogawa
小川康「ブータンから描く新しい医薬学教育」
チベット医/薬剤師/早稲田大学大学院 文学研究科 修士課程

東北大学薬学部卒。2001年、インド・ダラムサラにあるメンツィカン(チベット医学暦学大学)を受験し合格。2009年、1年間のインターンを経て正式なチベット医として認められる。2006年、ティンプーで開催された国際伝統医学会議に出席。その後、薬草スタディツアーの講師として2度、ブータンを訪れている。現在、信州で「森のくすり塾」を開塾しつつ、修士課程に在籍し、薬草教育に関する論文を執筆中。著書「僕は日本でたったひとりのチベット医になった(径書房)」。



shirai
白井一「技術工学教育と知識の移転による近代化とGNH」
NPO法人 国際建設機械専門家協議会 代表理事

工学院大学機械工学専攻科修了。大手建機メーカー駐在員として西アフリカ・米国に駐在し、技術指導、技術移転業務に従事。以後、130ヶ国以上を訪問し、技術調査・案件形成調査等に従事してきた。ブータンにおいては、道路局の技術者に対し、「自分の歩く道を自分で作る」道路整備技術支援プロジェクトを5年間にわたって実施。現在はブータン王立大学と日本技術史教育学会共催の国際会議開催の日本側の実行委員長を務める。日本ブータン友好協会幹事、株式会社テラグリーン代表取締役。



tsugawa
津川智明 「ブータンの地方行政から見た近代化」
JICA 地方行政支援プロジェクト 専門家

宮崎大学土木工学科卒業、龍谷大学経済学部民際学修士修了。ブータンには1983年に国連ボランティアとしてはじめて赴任、以来JICA個別専門家としてデオタンの専門学校で土木を指導。1991年から3年間、青年海外協力隊調整員としてティンプーで勤務。2004年から内務文化省地方行政局をカウンターパートとしてJICAの地方行政支援プロジェクトに携わり2014年8月に終了帰国。