Japan Bhutan Friendship Association

日本ブータン友好協会会長 小島誠二

今日は!
日本ブータン友好協会のホームページを開いていただきありがとうございます。
会長の小島誠二です。
今日なぜこのホームページを開けてみようとお考えになりましたか。

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幸せの国ブータンを知りたいと思ったからですか。
国連の指標では、ブータンは幸せの国ではありません。しかし、先代国王が唱えられたGNH(国民総幸福量)で見るとブータンの姿は違うものとなるでしょう。GNHは絵に描いた餅ではなく、政府の政策に生かされています。国民一人一人に幸せかどうかを聞いてくれる政府は世界にありません。あなたもブータンに行ってブータン人と友達になり、どういう時幸せと感じるかを聞いてみてはどうでしょうか。生き方のヒントを得られるかもしれません。

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国民から愛される若い王様とご家族のことが知りたいと思っていますか。ブータンは国王の優れたリーダーシップの下、ボランティアの協力を得て、コロナ禍を克服しました。立憲君主国のリーダーとして、国王陛下はブータンを経済的に豊かにするため、海外からの投資も呼び込み、新都市の建設を進めておられます。ブータン南部の新都市は南アジアと東南アジアを結ぶ経済回廊の一部を成すことが期待されています。また、職を求めて海外に出ていく若者に働く場を作り出すことにもなります。

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色彩豊かなチベット仏教のお寺は自己主張をしているように見えます。仏像も曼陀羅も日本人の眼を引きます。古いお寺をめぐり、ブータン人の日々の祈りに触れてみてはどうでしょうか。運が良ければ、ツェチュというお祭りに出会うことが出来るかもしれません。

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ブータンの豊かな自然と珍しい動植物に関心を持っている方もおられるかもしれません。ブータンは小さな国ですが、7000メートルを超える標高差と異なる気候の併存が多様な植生と動物の棲息を可能としています。車で移動中も珍しい動植物に出会うと思います。二酸化炭素の吸収では優等生であるブータンが皮肉なことに気候温暖化の影響を受けていることはあまり知られていません。動物の棲息地域が失われたり、氷河が後退したりしています。氷河湖が決壊し、洪水を引き起こす危険も生まれています。

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ブータン人の日々の生活を見てみたいと思っておられる方も多いでしょう。日本にもある食材が異なった方法で調理された食べ物を食べることになります。街を歩く人たちが着ている民族衣装を試すことを勧められるかもしれません。大きな仏間と家畜の住む家に招かれるといいですね。

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ブータン映画の歴史は長くありません。しかし、最近では「ゲンボとタシの夢見るブータン」、「ブータン 山の教室」、「お坊様と鉄砲」などは国際的にも高い評価を受けており、日本でも上映されています。伝統と近代化の出会いが題材を提供しているようです。

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日本ブータン友好協会は1981年に設立されました。まだ日本とブータンの間に国交はありませんでした。ブータン王室と交流のあった学者の方々、ブータンとゆかりがあった学者と外交官などが中心となって設立されました。

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会員には、ブータン政府と関係のあった外交官、ブータン研究者、元JICA職員、海外協力隊員やシニアボランティアとしてブータン各地での生活経験のある方、ブータン人と結婚された方などがおられます。長年にわたり友人を訪ねてブータンを訪問している会員もおられます。

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今ではブータンに関する情報は容易に入手できるようになりましたが、長年にわたりブータンとの関係を慈しみ育ててきた人と直接に話を聞く機会はあまりありません。協会は会員の懇親の場を設けています。旅行書やSNSでは得られない今のブータンと昔のブータンについて話が聞けると思います。また、このホームページの色々な記事をお読みいただき、さらに情報を得たいと考えられる方は協会が会員向けに年4回発行している会報を手に取ることが出来ます。是非協会に入会することをご検討ください。

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コロナ禍後数は減りましたが、日本には、約400人のブータン人が生活しておられます。このようなブータン人と交流したいと思われませんか。一緒にブータン集団ダンスを踊ってみませんか。協会は在日のブータン人と会員との交流の場を設けてきております。ブータンに行ったことがない方、ブータンに行ってみてブータンに興味を持たれた方、これからブータンに行ってみたいと考えておられる方、関心のいかんにかかわらず、協会に歓迎したいと思います。

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入会の方法はホームページに書いておきました。

http://www.japan-bhutan.org/inquiry/