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BBS、5600万ニュルタムのTVセンター建設へ

2005年12月15日
ブータン国営放送(BBS)は、56万4千ニュルタムをかけて、過去最大のTVセンター改築工事を行う予定だ。
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BBS、TVセンターの模型

 このTVセンターが完成し、最新の放送機材および100キロワットの短波発信機が導入され、その上でインドの衛星放送とのリンクが完成すれば、BBSは、ニュース放送の質的改善、さらには国内全土への放送が可能となる。
 インドの援助を受けて建設される同センターは敷地面積1600平方メートルに及ぶ。同敷地内には、これまでのBBSにはなかった、マスターコントロール・ルーム、ニュース制作室、ナレーション室、裏方室、グラフィック製作部門室、技術者、記者、カメラマン、製作者用のオフィスが配置される予定。
 「テレビ部門とラジオ部門を分離する必要性は昔から強く感じられてきた」BBS経営者のMingbo Dukpaはいう。続けて同氏は、「このセンターの完成はテレビ番組の質的向上だけでなく、職員のプロ意識も向上にもつながる」と主張する。
 BBSは1999年に最低限の設備で創設された。当時、独立したTVスタジオを確保するために、テレビ局はラジオ局に併設する形で早急に立ち上げられたのである。BBS放送開始時の設備は30メートル四方の小さなスタジオ、それにティンプのサンゲガン(Sangaygang)に建てられた50キロワットの短波等のみであった。テレビ放映には強い周波障害を引き起こす短波が用いられたので、ラジオ放送は毎日、午後5時になると打ち切られていた。
 Mingbo Dukpa氏によれば、2003年1月、Chubachuのラジオ局内にあった100平方メートルの一室が現在のテレビスタジオに改築された。「この工事により、ラジオとテレビの同時放送の問題は一時的に解決されることとなった。」のである。
 ここ2年間でBBSはラジオ放送、テレビ放送双方において放映時間を拡大させてきた。それにより再び場所の問題は深刻化し、現在のラジオ局に200人の常駐職員が詰め込まれる状況に陥ってしまった。付け加えて、同氏はBBSテレビには有能な記者が不足していることを嘆いている。
 BBSの技術者長のSonam Tobgyalによれば、現在の建物はラジオ放送のみを目的として建設されているため、テレビ放送のための基本機材は皆無であるという。
 しかしながら、ひとたびセンターが完成すれば、BBSにはテレビ、ラジオが独立した編集・制作部門を持つことになる。
 ここ数年、首都ティンプが中継の唯一の基地局であったものの、現在ではブータン・テレコムのネットワークを利用してプンツォリン、パロまでその地域が拡大されている。
 BBS経営者によれば、遅くても2006年2月までに衛星中継とのリンクを完成させ国内全土からの中継を可能にする計画がある。
 インド政府は、さらに新しいテレビセンターに1億1900万ニュルタム相当の設備供与も計画している。その内訳は、8600万ニュルタムが100キロワットの発信機の購入および設置費用、1800万ニュルタムが向こう3年間の衛星使用量となる。援助の総額は2億8000万ニュルタムにのぼる。
 現在BBSの職員は総勢205名。40名が技術職、20名が記者、65名が製作社だ。今年はラジオ・テレビ双方の人員強化を目的として、記者・製作者部門で50名を新規に採用している。
 テレビセンター建設の起工式は12月11日に実施された。

報告者:Gopilal Acharya
(原文はhttp://www.kuenselonline.com/article.php?sid=6332)

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