ドゥック・エアー、航空路線の拡大へ
ドゥック・エアーは既存路線に加えて、すぐにでもインドのムンバイ、チェンナイ、グワティの新たな3路線への就航開始を見込んでいる。また、インドをこえてシンガポールまでの路線拡大も計画されている。

現在、ドゥック・エアーはパロとインドのデリー、コルカタ、ガヤを結んでいる。そのほかにバンコク、ヤンゴン、カトマンズ、ダッカ間のサービスもある。
民間航空局のパラ・ドルジによると、航空路線の新規拡大により、ドゥック・エアーは新たな市場および機会の開拓が可能になる見込みである。
「路線拡大はドゥック・エアーの無駄の削減につながり、会社自体を長期的に存続可能にする」とされている。
ドゥック・エアーは民営化以来、政府による手厚い補助金にもかかわらず赤字が続いている。会議の開始前、通信省事務官のダショー・タシ・プンツォはドゥック・エアーが利益を期待できない理由として、ブータンの山がちな地形、市場規模の小ささ、着陸施設および空港の欠如をあげた。
さらに、彼はもともとあったBAe 146機に加えた、2機のエアバス319導入も航空路線の拡大を後押しした、とコメントしている。
「路線拡大の最大の目的は現在所有している航空機の効果的な利用である。」とパラ・ドルジは述べる。現在、ドゥック・エアーの旅客機は最大活用されていない状況である。ドゥック・エアー所有機の一日あたりの飛行時間は3−4時間にとどまり、世界平均の一日10−15時間とくらべて極端に少ない。
パラによれば、インドとの条約により、ドゥック・エアーは就航便数に関する裁量権が認められる。
同時に両国政府はゲレフ空港新設にむけたフィージビリティ調査開始に関する交渉も開始した。調査団は10月にもゲレフの3つの建設候補地を訪れる予定である。
今回のインド使節団長は民間航空局事務官のRaghu Menon氏であった。
(報告者 ケンチョ・ワンディ)
(原文は http://www.kuenselonline.com/article.php?sid=5699 )