ブータンの美と緑、危機に
「美しく、緑の王国、というブータンの評判がゴミと廃棄物により危うくなっている。」

写真)6月5日、GomphuにあるPCALの従業員は新しい鉱山に苗木の植林作業を行った。同日は世界環境・デーにあたる。
労働・住環境省のLyonpo Kinzang Dorji大臣は、は6月5日、ティンプで開催された世界環境デー記念式典で、国連、NGO,学生を前にして演説を行った。
大臣は開発計画者、地方自治体、ブータン政府、学生を含む、すべての住民に対して、ティンプをごみ、廃棄物、不衛生さが蔓延する町ではなく、持続可能な開発の規範の町とすべく行動しなければならない、言う。
さらに、大臣は以下のようにも述べた。
「都市はごみの巨大な排出源であり、天然資源の浪費者である。住宅不足、交通渋滞、空気汚染、そして生活習慣の乱れはティンプの大きな悩みとなってしまった。」
「ブータン2020」では数年のうちにブータン国民の50パーセント以上が都市部に住むことが予測されている。
「他国と違い、ブータンの都市部には平地と場所自体の少なさ、という大きな制約がある。」UNDP駐在所に住むMs.Renata Lok Dessallienは言う。彼女は、ブータンの都市環境改善には社会全体の協力が必要と主張する。
国家環境委員会(National Environment Commission)代表のSonam Yangleyは、ブータンにとって、「地球のためのみどりの都市」計画は、現在緊急の対処が必要な課題に焦点をあてる、まさに時期を得たものだという。
同日、イベントを記念して、紹介されたのがティンプの14の学校で始められたリサイクル計画である。これは生徒たちに家庭ごみのリサイクル促進をめざす計画である。
午後には、2つの学校の代表と、市当局、そして市民が連携し清掃キャンペーンを行った
(報告 Kesang Dema)
(原文は http://www.kuenselonline.com/article.php?sid=5584)