ブータン、世界最大の仏像保有へ
ブータンは世界最大の仏像を保有することになりそうだ。

写真)仏像(案)
169フィートにもなる銅製の仏陀・Dordenma Vajra像がティンプを見下ろすChangbangduのクエンセル・ポダンに建立される計画が進行中である。Dordenma Vajraは不死の身を象徴しVajraに鎮座している。
クエンセル・ポダンは今でこそ廃墟であるが、かつては第13代デシSherab Wangchukの宮殿であり、ティム・チュ川べりから約100メートル上方の斜面に位置している。
仏陀Dordenma計画の責任者はMenjong Chhothuen Tshogpaの代表ラマ僧、ツェリン・ワンディ。すでに国王陛下と政府による認可が下り、2007年の建国100年に向け、計画は動き出している。
本計画はちょうど1エーカーの土地を利用して行われる。仏像の支えとなる基礎工事とコンクリート工事は、政府が5kmの周辺の道路整備を完了し次第開始される見込み。
「政府により、電力および水力も供給される。」ラマ僧、ツェリン・ワンディは言う。「われわれは政府側の早期始動を心待ちにしている。」
聖座の大きさも入れた巨大な銅像には17のラカンが十分に入るスペースが確保される。
17のラカンは、聖座に3つ、両脇の二つの蓮の花の中に、一つずつ、腰、胸、顔、肩、双方の足にひとつずつ、首、頭にそれぞれ位置している。
15フィートの高さに位置する2区画には、12インチの大きさの仏陀Dordenma像が25,000個安置される。「これらの銅像には金箔が貼られ、聖座の瞑想ホールに飾られる。「個人の寄贈による銅像には、それぞれの名前が銅版に彫られ、保存加工も施される。」
中心を取り囲む一区画には、10フィートの大きさの、ボディ・サントヴァの立像が位置される。ボディ・サントヴァは釈迦無二の奇跡の息子である。
支柱を取り囲む2区画には、10フィートの大きさの医学の師の像が8体置かれる。
蓮の花の中の3区画には6フィートのarahats、Hashang(Maitreya ボディ・サントヴァ)、Dharmata Tiger, Sutra Holder,そして4方位の王たちなどが計16体納められる。この3区画より上の部分には、仏陀Dordenmaの8インチの銅製、金箔をコーティングした仏像が10万体納められる予定。「この8インチの銅像にも、関心のある個人による寄付を求めている。」ラマ僧、ツェリン・ワンディは言う。「寄贈者名はそれぞれ銅版に彫られ、瞑想の部屋に掲げられる。」
すでに、ブータン人の優れた彫刻師が12メートルの高さの仏像を彫り、中国の南京に本社のある中国資本の民間会社、Aerosun社に引渡している。仏像本体制作に向けた作業は2004年末頃からめられている。
仏像を確実にブータン風に仕上げるために、彫刻師は頻繁に中国に足を運んでいる。
仏像制作に関してはAerosun社との間で2000万U米ドルで契約が締結されている。この金額には、2007年に仏像が完成した際のブータンへの輸送費用およびクエンセル・ポダンへの設置費用も含まれている。
さらに、展示場、レストラン、大きな駐車場、キャンプ場、ダラムサラ、僧侶の区域ために、もう10エーカーの土地が必要とされている。ラマ僧・ツェリン・ワンディはクエンセルに以下のように述べている。「中国の会社と契約を締結する以前、仏像制作の提案はインド、ネパール、ミャンマー、タイ、インドネシアといった他のアジア諸国に持ちかけられていた。しかしながら、どの国も仏像が大きすぎて、3年以内の完成は困難であると拒否したのです。」
そのとき、ツェリンは同社が南京に86フィートの銅像を建てたことを耳にしたのである。同社は価格、材質の面から銅像建設に理想的な、銅や青銅製品を扱う大手の会社である。
ツェリンによると、同社は銅像建設費用の500万米ドルの値下げに応じたという。
この地は世界中の仏教徒が集まり、祈りを捧げ、瞑想をし、隠遁生活を行う中心地となることが期待されている。
「さらに、この計画は世界全体に祝福をささげ、平和と幸福を祈るようにとの予言にも従っているのです。私は、この計画を高名なyogi,ソナム・ザンポの予言に基づいて実践しています。彼の予言によれば、この知にグル、仏陀、Phurbaのいずれかの像を建てることは国の平和および繁栄に貢献するのです。」
なお、今計画の最大の出資者はシンガポール人の億万長者Rinchen Peter Teoである。
(報告者Rinzin Wangchuk)
(原文は http://www.kuenselonline.com/article.php?sid=5670 )





