カルマの快挙
Karma Gyeltshenがブータン人として始めて世界の最高峰、エベレストへの登頂を達成した。

写真)Karma Gyeltshen
「非常に困難な道のりでした。この成功を神に感謝します。」カルマは昨日、エベレストのベースキャンプから衛星電話でクエンセルのインタビューに応じた。
「私はブータンの国旗を頂上に掲げたことをとても誇りに思っています。それは非常にすばらしい経験でした。私が初のブータン人であったということもとても嬉しいです。」
インタビューによれば、カルマは頂上に約9分ほどいたという。しかし、ボンベ中の酸素量が減少していたため、その後は下山を余儀なくされた。
カルマはネパール系のトレッキング会社が出資する登山隊と行動をともにした。カルマの登山チームは悪天候の影響で、他の登山隊がテント内で待機体制をとる中、登頂に成功した。激しい吹雪、濃い霧が吹きつける極寒のなか他の登山隊は登頂を諦めていたのである。
今回の挑戦は、同様の悪天候により登頂を断念した2004年に引き続き2度目。「当時は再挑戦しようとは思えなかった。」
しかしながら、カルマは登頂途中、スロベニアからの友人を失いかけたことを胸に刻んでいた。「吹雪で私たちはお互いを見失ってしまった。私は祈り続けていた。」当時の状況をカルマは、手は凍傷により激痛が走り、胸、左目も痛んでいた。
当時エベレスト登頂を試みながらも、待機体制をとっていたのは700人以上、その国籍は多岐にわたる。エベレストニュースによれば、カルマ隊は頂上を目指した、最初の部隊であったという。
1953年にTenzing Norgay Shrpaとエドモンド・ヒラリー卿が登頂に成功して以来、4,000人以上がエベレストの頂上を目指した。そのうちの成功者は63の国出身の1,200人あまり。しかし、175人以上の人々が命を落としている。
タシガン生まれのカルマは世界最高峰に立つことを長年の夢としてきた。
(報告Kencho Wangdi)
(原文は http://www.kuenselonline.com/article.php?sid=5525)