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南アジアでの観光促進

ユニークで多様性に富んだ場所、といえばブータン、ネパール、インド、バングラディッシュであろう。さまざまな旅行者たちが遠く離れた異国の地、人々、文化、渓谷、滝、とヒマラヤの山々が織り成す「パラダイス」に、魅了されてき続けてきた。

 南アジア諸国にはまだまだ隠された魅力が沢山ある。そしていま、ビーチや大都市でのありきたりのバカンスに満足しない旅行者たちが、その魅力を世に広めつつある。世界観光機関(World Tourism Organization)は2020年までに、ブータンと近隣諸国を含む南アジアをおとずれる観光客は1900万人に達すると見込んでいる。
そのような予測と、観光収入により経済発展の促進をたくらむ南アジア諸国は自国の魅力を最大限に活かそうと必死である。さまざまな地域が航空会社やホテルのような、ブランドを確立しようと、近代的なマーケティングのあらゆる手段を駆使している。その波に乗り遅れまいと、ブータン、ネパール、インド、バングラディッシュは南アジア地域経済協力計画のもと、共同して地域の活性化にむけて冊子を2冊刊行した。ひとつは「自然文化アドベンチャー」であり、もうひとつは「仏教の心」である。また、付録としてお祭りや特別な行事予定が書き込まれたカレンダーつきである。
 本を開けてみると、それはまるでスーパーマーケットの棚のようだ。それも当然のことで、すべての市場財がそうであるように、観光地も独自の魅力的な手法で顧客を引き寄せる必要があろう。
 本には、魅力あふれるツアープログラムが写真つきで載せられている。中でも目を引く冒険が、ヒマラヤトレッキングだ。このトレッキングは古い交易路を、雪で覆われた山々の稜線が空の色と溶け合う景色のなかを進んでゆくコースだ。
 ヒマラヤ大連邦のトレッキングでは山々に加えてネパール、ブータン、インドの人々の居住地域に行くコースもある。このほかにも、登山、野生動物観察、象にのった冒険、バードウォッチング、カヌー、マウンテンバイク、気球旅行、洞窟探検、とさまざまなプログラムがある。また文化体験やチェチュのツアーも、もちろん含まれている。
 観光客、巡礼者を問わず、興味があれば精神旅行を楽しむこともできる。このツアーでは仏教の重要地であるブータン、インド、ネパール、バングラディッシュにいくことができる。どれをとっても、この本は旅行者にとって非常に魅力的な広告になるであろう。
 
Kencho Wangdi

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