日本ブータン友好協会事務局長 平山 雄大
在東京ブータン王国名誉総領事主催の「ジグミ・ケサル・ナムギャル・ワンチュク国王陛下誕生日会」は、澤井一郎氏の名誉総領事就任後(現在の名誉総領事は鈴木丈真氏)、コロナ前は在東京名誉総領事館にて、コロナ後は市ヶ谷のブータン料理店LASOLAにて行われている行事です。参加者は友好団体、ブータン関連学会等の関係者が中心で、今年は国王誕生日当日の2月21日(金)18:00~20:00に開催されました。私は日本ブータン学会の事務局長として参加しておりましたが、簡単に報告させていただきます。
主な参加者は鈴木丈真氏(在東京ブータン王国名誉総領事館 名誉総領事)、小島誠二氏(日本ブータン友好協会 会長)、市野和雄氏(神戸ブータン友好協会 会長)、山崎俊輔氏(神戸ブータン柔道を支援する会)、佐藤滋光氏(京都・ブータン王国交流協会)、石田博彰 氏(公益財団法人世界こども財団)、ペマ・ギャルポ氏(日本GNH学会 副会長)、マリ・クリスティーヌ氏(日本GNH学会 理事)、岡崎理香氏(日本GNH学会 事務局長)、黒木久夫氏(在東京ブータン王国名誉総領事館 事務局長)、中島謙氏(在東京ブータン王国名誉総領事館 ディレクター渉外担当)、濵﨑浩之氏(在東京ブータン王国名誉総領事館 広報部長)らで、会の途中には名誉総領事館より、大阪・関西万博のブータンパビリオンやブータンNational Day Event、国王一家のプライベート来日等の情報共有がありました。
国内にブータン関連団体はたくさんありますが、正直なところ相互交流は決して盛んではありません。そのような中、このような交流の機会は貴重だと感じています。参加者の皆さまは、料理を食べる時間も惜しい!という様子で積極的に交流や情報交換をされていました。もちろん料理は相変わらずの美味しさで、村上店長がジャンブリ(小麦粉を使った麺料理)を出してくださったのが印象的でした。
個人的には、会終了後にLASOLAスタッフの方々(うち1名は、私がお茶の水女子大学で担当している海外実習科目「国際共生社会論実習」を履修し、2023年2月にブータンを訪問した学生でした)やLASOLAに遊びに来たブータンの方々(その翌日に箱根で開催された、在日ブータン人コミュニティによる国王陛下誕生日イベントの主宰者たち)と交流できて、そちらも有意義でした。
※日本ブータン友好協会『日本ブータン友好協会会報 ブータン』第166号、11頁より転載。