友好協会幹事の藤原、平山が事務局を務める「GNH研究所10周年記念イベント」が、2015年4月26日(日)に早稲田大学にて開催されます。以下詳細です。
GNH研究所 10周年記念イベント
いま、幸せな暮らし方を考える
―農村集落、そしてアジアのまちづくりの現場から―
本イベントは、「いま、幸せな暮らし方を考える 〜農村集落、そしてアジアのまちづくりの現場から〜」と題して、講演・対談を行います。アジア諸国(ブータン、タイ、インドネシア)でJICA専門家として開発にかかわる支援活動を続けている平山修一(GNH研究所 代表幹事)、滋賀県甲良町役場職員として30年以上にわたり同町のまちづくりに尽力してこられた山田禎夫氏、両氏による講演、そして、両講演者にブータン王国において長くJICA専門家としてご活躍されてきた津川智明氏を加えた3名による対談を通して、いまを生きる私たちが、より幸せに暮らしていくためのヒントを探っていきたいと考えています。
どなたでもご参加いただけます。小さいお子さまをお連れの方、関心を持ってくださった学生さん、などなど、どうぞお気軽にお越しください。
主催するGNH研究所は、「幸せの国」と呼ばれるブータン王国が掲げている「Gross National Happiness(国民総幸福)」という開発哲学について研究し、また日々の暮らしの中で実践を試みる活動を行っている市民団体です。2005年から活動を続けており、今年の3月で10周年を迎えました。
概要
1. 日時
2015年4月26日(日) 15:30〜17:30 (受付15:15〜)
※懇親会(18:00〜)からのご参加も可能です。
2. 会場
早稲田大学 国際会議場(18号館)3階 第三会議室
http://www.waseda.jp/top/access/waseda-campus
3. 会費
無料
※懇親会は、別途会費(5,000円以内)を頂戴します。
4. 主催
GNH研究所
http://www.gnh-study.com/
5. お申込み
下記お申込み専用サイト「こくちーず」よりお申込みください。
http://kokucheese.com/event/index/273352/
当日プログラム
15:30〜16:00 代表講演「アジアの豊かさを考える」
平山修一(GNH研究所 代表幹事)
16:00〜16:45 記念講演「幸せを重視したまちづくりを考える―滋賀県甲良町の事例―」
山田禎夫氏(滋賀県甲良町役場職員)
16:45〜17:30 対談「まちづくりへの新たな視点」
津川智明氏(JICAブータン元専門家)、および講演者
18:00〜20:00 懇親会
登壇者プロフィール
平山 修一(ひらやま しゅういち)
早稲田大学大学院アジア太平洋研究科国際関係学科卒。ブータン王国での青年海外協力隊等を経て、現在国際協力機構(JICA)長期専門家。【海外経験を日本に活かす】を座右の銘とし、アジア各国を注意深く観察中。第5代ブータン国王が結婚式を挙げたブータン・プナカゾンの設計者としても知られる。主な著書:「現代ブータンを知るための60章」(明石書店)単著2005年、「美しい国ブータン」(リヨン社)単著2007年、など。
山田 禎夫(やまだ よしお)
1960年、福井県生まれ。1980年、滋賀県甲良町役場就職。1991年から20年間、まちづくり担当者として、甲良町総合計画、国土利用計画の策定にかかわり、住民主体と人権尊重のせせらぎ遊園まちづくりを推進。プライベートでは、2002年から2004年に、JICAタイ基礎自治体開発計画策定能力向上プロジェクトに短期専門家として、国際協力の現場にかかわりを持ったことをご縁に、多文化共生、GNH、マインドフルネスをキィワードに多文化サークルの事務局長として活躍中。
津川 智明(つがわ ともあき)
宮崎大学土木工学科卒業、龍谷大学経済学部民際学修士修了。ブータンには1983年に国連ボランティアとしてはじめて赴任、以来JICA個別専門家としてデオタンの専門学校で土木を指導。1991年から3年間、青年海外協力隊調整員として首都ティンプーで勤務。2004年から内務文化省地方行政局をカウンターパートとしてJICAの地方行政支援プロジェクトに携わり2014年8月に終了帰国。
*滋賀県甲良町(こうらちょう)について
甲良町は、日本最大の湖である琵琶湖の東部湖東平野にあり、鈴鹿山脈から琵琶湖に向かって開けた穀倉地域。人口7,500人あまり、面積13.62㎢。2010年4月、「甲良百年の羅針盤―幸せづくりの第一歩―」と題する甲良町新総合計画を発表し、『笑顔で暮らせる豊かな農村』の実現をめざして、まちづくりに取り組んでいる。
http://www.kouratown.jp/